沖縄で木造アパートはあり?木造アパートのメリット・デメリットと選び方

鉄骨やコンクリートに比べると安価に建築できる木造アパートは、その家賃の安さから注目を集めている住居の1つです。とはいえ、高温多湿の沖縄では台風やシロアリといった問題があり、「沖縄で木造アパートに住んでも大丈夫なの?」と不安になる方も少なくありません。

この記事では、沖縄で木造アパートに住むときのポイントについて、木造アパートのメリット・デメリットを交えてご紹介します。

◆沖縄で木造アパートは問題ナシ

木造アパートは文字通り、建築の主要部分に木材を使用した建物です。結論から申し上げると、沖縄で木造アパートに住んでも何ら問題はありません。

「沖縄で木造アパートに住むと台風やシロアリが不安」という方もいますが、近年の木造住宅はクオリティが高まっており、ちょっとした台風ではビクともしないほど丈夫な造りになっています。

台風も耐えられる他、シロアリ対策もしっかりと取られているため、沖縄で木造アパートを選ぶ方も増えつつあります。

◆沖縄で木造アパートに住むメリット・デメリット

鉄筋コンクリート造や軽量鉄骨造に比べると、「木造アパートはなんだかメリットが弱い」と考えてしまう方もいます。しかし、お探しの物件条件によっては、木造アパートに住むメリットが勝り、自分好みの物件を見つけられたという方がいるのも事実です。

木造アパートに住む代表的なメリット・デメリットをご紹介します。

沖縄で木造アパートに住むメリット

木造アパートに住むメリットは主に「家賃が安い」「吸湿性に優れている」「室内のインテリアデザインがしやすい」の3点があげられます。

木造アパートは基本的に他の賃貸物件と比較して家賃や管理費などランニングコストが安くなる傾向にあります。マンションなど共益費が必要な物件に比べると、木造アパートは全体的に掛かる費用を抑えることが可能です。

また、木造アパートならではのメリットとして「吸湿性に優れている」のもポイントの1つ。沖縄の高温多湿な夏場でも木材そのものが持つ”吸湿性”によって、室内のジメジメとした湿気を吸収してくれます。そのため、カビやダニといった発生を抑える効果も期待できます。

熱がこもりにくいメリットもあり、夏は不快な思いをしているといった方にもおすすめです。

最後に、木造アパートのメリットとして「室内のインテリアデザインがしやすい」点は見逃せません。ほかの建物では構造上、部屋のかどや天井の梁などに柱などが出てしまい、お部屋全体のレイアウトが少しいびつになってしまうことがあります。

一方で木造アパートはシンプルなデザインになっており、室内のインテリアデザインを邪魔することなく好きな家具を好きな位置へ配置しやすくなっています。

また、間取りやデザイン設計などにも融通が効くため、建築後のリフォームや増築がしやすい面も木造アパートならではのメリットです。

木造アパートに住むデメリット

沖縄で木造アパートに住む場合に考えられるデメリットは、大きく分けて「エアコンの効率が良くない」「遮音性がそこまで高くない」の2点があげられます。

木造アパートは通気性・吸湿性に優れているため、夏場も湿気や熱がこもりにくいメリットがあります。これは言い換えれば、エアコンを使ったときも熱や冷気が逃げやすいということ。そのため、木造アパートはエアコンなどの冷暖房効率があまり良くありません。

しかし、扇風機などを使って空気の循環を促したり、遮光カーテンを使ったりすることで、エアコンの効率をアップさせられます。

また、すべての木造アパートに当てはまるデメリットではありませんが、「遮音性がそこまで高くない」という点にも注意が必要です。他の建物構造に比べると、どうしても木造アパートは遮音性が低い傾向にあります。

遮音カーペットなどを活用すればある程度の遮音性を確保できるものの、周辺環境を含めた防音性・遮音性が気になる場合は、内見時にしっかりとチェックすることが重要です。

◆木造アパートの選び方

沖縄で木造アパートに住む場合は、あわせて木造アパートの選び方についても把握しておきましょう。ひとことで木造アパートと言っても、建物によって特色は変わります。メリット・デメリットを踏まえて木造アパートの選び方を抑えれば、「家賃の安い理想的な物件」が見つかるかもしれません。

木造アパートの選び方について、2つのポイントをご紹介します。

築年数をチェックして耐震性も確認

地震大国でもある日本の沖縄で木造アパートに住む場合、「耐震性が気になる」という方も少なくないでしょう。実のところ、耐震基準はたびたび見直されており、建築技術の進化に伴って現在の木造アパートも十分な耐震性を有しているケースが多くなっています。

そのため、築年数をチェックして耐震性を確認してみるのもポイントです。築年数が新しい木造アパートは新しい技術・耐震性基準を満たしており、十分な耐震性のある木造アパートであることがわかります。可能であれば、法改正後の2000年6月以降に建築された木造アパートがおすすめです。

とはいえ、近年では木造建築のリノベーションも人気を集めています。一見古めかしい物件であっても、耐震工事や最新設備が取り入れられていることもあり、「古民家風のマイホームを作りたい」という方はそういった物件をチョイスするのも選び方の1つです。

周辺環境をチェックして遮音性も確認

どれだけ遮音性に優れた物件であっても、周辺環境によるノイズの発生を抑えることは難しいでしょう。そのため、木造アパートに住む時は周辺環境をチェックすることをおすすめします。

大きな幹線道路や線路、島内のメインとなる大通りや、周囲に大きな音を出すような工場や娯楽施設などがないかの確認を行いましょう。また、それとは別に遮音性の高いサッシや厚手のカーテン、カーペットなどを併用して遮音性を高められます。

「沖縄で静かな環境の中過ごしたい」という方は、遮音性&防音性についても着目しておきましょう。

◆沖縄で木造アパートに住むメリット・デメリットを比較して自分好みの物件を見つけよう

多くの物件にメリット・デメリットがあるように、木造物件にもメリット・デメリットが存在します。とはいえ、「沖縄だと台風やシロアリが不安で木造アパートは…」という心配は要りません。近年の木造アパートはクオリティが増しており、国の厳重な基準を満たした耐震性もあわせ持っています。

もし賃貸物件探しで何かお困りの場合は、ぜひ弊社スタッフまでお気軽にご相談ください。沖縄での木造アパート暮らしを考えている方へ向けて、専門スタッフがご希望の条件に近い物件探しをサポートいたします。

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