マイホーム購入を検討する際、新築住宅にするか中古住宅にするかは誰もが考えるところですが、建築コストが上がり、新築住宅の価格が高くなっている昨今では、中古住宅を検討される方が更に増えています。

中古住宅を検討するにあたり、リフォーム費用がどれくらいになるかは大きな関心事でしょう。リフォームの必要がない築浅物件を購入する、もしくは築年数の経過した物件を購入しリフォームを行う・・・など、中古住宅購入においても選択肢が多様化する中、「結局、何が一番得なの?」という疑問を持っている方も多いと思います。今回は築年数別のリフォーム費用の目安を紹介いたします。

◆中古住宅は新築住宅と比べてどれくらい安い?

立地や住宅の状態にもよりますので一概には言えませんが、国土交通省の調査によるとRC造の住宅の場合、築2年で新築時の90%、築5年で80%、築10年で75%とじわじわ資産価値が下がっていきます。その分、中古住宅検討者は新築住宅を購入するより安い価格でマイホームを取得することができます。ですが、一般的に築年数が増すごとにリフォーム費用が高くなっていきますので、中古住宅の購入価格とリフォーム費用とのバランスを見極めることが重要です。

◆築年数別リフォーム費用の目安

以下に築年数別でのリフォーム費用の目安を紹介いたします。実際にどれくらい費用がかかるのかは、建築会社やリフォーム会社に見積もりをしてもらうしかありませんが、中古住宅検討の為の参考としてご覧ください。

・築5年

築5年程度の家であれば、そこまで家が劣化しているということはありません。リフォームとしてはハウスクリーニングだけで済むケースも多いでしょう。その場合、費用としては3~10万円程となります。

築5年の場合でも、一部のクロスが汚れていたり、畳が傷ついていたりすることがあります。それらを取り替えると、5~15万円程かかります。築5年の中古物件は新築よりは価格が安いものの、築年数が経過した物件よりは高く、全体的な物件数も少ないことが特徴です。

・築10年

築10年となると、クロスを全面張り替える必要が出てくることが多くなります。延べ床面積が100㎡だと考えると、50万円程の費用が目安となります。クロス以外にも、劣化や傷が目立つ箇所のリフォームを検討する必要があるかもしれません。

そこまで顕著に劣化していない場合でも、築年数10年を経過することで、家の中の設備を点検することも必要となります。最新設備にこだわらない場合は良いですが、コンロや食洗機など使い勝手を良くする為のリフォームをされる方も多いようです。

また、外壁や屋根などの塗装がダメージを受けていることがあるので、そちらの費用として100万円程度かかることもあります。

・築15年

見た目にはまだまだ大丈夫そうな家も多いですが、築15年となると、色々なところが劣化している可能性があります。

前述した箇所に加えて、水回りの設備等が劣化している場合がありますので注意して点検して下さい。給湯器の寿命は15年程で、交換に10万円程必要となってきます。ユニットバスの交換が必要となることもあり、概算費用として80~100万円程必要となります。

さらに洗面台に10万円、キッチンに60~100万円程かかる可能性があります。トイレの交換などをする場合も10万円程必要となり、トータルで300~500万円程かかるかもしれません。もちろん、リフォームをするかどうかはそれぞれの判断になりますのでリフォーム費用を抑えることもできますが、水回りは毎日使用するものですし、給湯器などは安全上のこともありますので、交換目安がきている設備は、設備業者に相談することをお勧めいたします。

・築20年

築20年ともなると、リノベーションが必要となる可能性も高いのですが、リフォームだけで済ませるという方もまだまだ多いです。ただし20年経過することで、外壁はもちろん、屋根などもダメージを受けていますし、水回りも劣化していきます。

加えてフローリングなどもダメージを受けていることが多くなり、傷はもちろん、劣化によってボロボロになっていることもあります。毎日通るような廊下などは、フローリングも傷みやすくなっているので注意しましょう。築20年の物件は新築に比べると、30~50%程安くなっていることもありますが、その分リフォーム費用が大きくなりますので、予算は明確にしておきましょう。

・築25年

築25年経過すると、フローリングの張り替え等が必要となってきます。目安として12畳のリビングで20万円程度となっているので、家全体のフローリングを張り替えると100万円以上は必要となる可能性が高いです。

劣化している部分をリフォームするのか、家自体を建て替え、もしくはリノベーションするのかの選択を迫られることもあると思います。以前の所有者がリフォームした箇所もありますので、どの段階で何のリフォームをしたのかを明確にした上で、判断することをお勧めいたします。

◆まとめ

いかがでしたでしょうか? 築年数が経過することでリフォームが必要になることは事実ですが、以前の所有者が適切な時期にリフォームを行っており、住宅が健全に保たれていれば、リフォーム費用を抑えられることもあります。また、リフォームには、自分好みの家に変えられる楽しみもあります。新築価格が高くなっている中、中古住宅の需要はますます上がっていくと思われます。中古住宅の購入は是非弊社までご相談下さい!